荒れ果てた教会と夢【THE ALCHEMIST】

こんにちは。二本松薫です。

 

いよいよ自分探しの旅が始まります。

 

英語が読めても読めなくても良し。

 

さぁ、暑い暑いスペイン南部アンダルシア
地方へ飛びます。

 

Are you ready?

 

The boy’s name was SANTIAGO.

 

その少年の名前はサンチャゴ。

 

Dusk was falling as the boy arrived with
his herd at an abandoned church.

 

羊の群れ(herd)と共にかつての教会にたどり
着いた頃はすでに日が暮れかかっていた。

 

The roof had fallen in long ago, and an
enormous sycamore had grown on the spot
where the sacristy had once stood.

 

大昔にすでに屋根は落ち巨大なイチジクの木
(sycamore)がかつて祭壇(sacristy)のあった
所に生えていた。

 

He decided to spend the night there.

 

彼は一晩そこで過ごすことにした。

 

He saw to it that all the sheep entered
through the ruined gate, and then laid
some planks across it to prevent the
flock from wandering away during the night.

 

彼は羊の群れが荒れ果てた(ruined)入り口
から入るのを見届けてから、夜の間に羊達が
迷い出ないように戸口に板(plank)を何本か渡した。

 

There were no wolves in the regeon, but
had to spend the entire next day searching
for it.

 

その地域にには狼はいなかったけれど、翌日
いなくなってしまった羊を探すのにまる1日
費やすことになってしまったことがある。

 

He swept the floor with his jacket and
lay down, using the book he had just
finished reading as a pillow.

 

彼は上着で床をホコリをはらい、読み終えた
ばかりの本を枕にして横たわった。

 

He told himself that he would have to
start reading thicker books: they lasted
longer, and made more comfortable pillows.

 

「次はもっと厚い本を読もう。長く楽しめるし
もっと快適な枕になる。」と彼は独り言をいった。

 

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いかがですか?

 

サンチャゴ少年と羊達の様子、目に浮かびましたか?

 

英語でも日本語でもしっかりとイメージする、
想像するということは重要です。

 

普段映像ばかり見ていると想像力が乏しく
なってしまいます。

 

オープニング部分は飛ばさずに追いました。

 

180ページありますから、全文を追っていると
最低3ヶ月くらいはかかりそうです。

 

ここからは、読み進めながらポイントを絞って
英文を載せていきます。

 

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もう少し寝ていたかったのに、1週間前にみた
夢と同じ夢をみて、夢が終わる前にまた目覚め
てしまった。

 

彼は起き上がって羊たちを起こし始めた。

 

だいたい彼が目覚めると羊たちも起き出す。

 

もう2年間も彼らと生活を共にしてきた。

 

”They are so used to me that they know
my schedule,”he mutterd. Thinking about
that for a moment, he realized that it
could be the other way around: that it
was he who had become accustomed to
their schedule.

 

「羊たちはすっかり僕のスケジュールに慣れて
しまっているな」と彼はつぶやいた。(mutter)
そしてしばらく考えて気付いた。逆に考えると
僕が羊たちのスケジュールに慣れてしまったと
いうことでもあるなと。

 

とはいえ、寝坊な羊もいる。サンチャゴは
羊達にそれぞれ名前を付けて呼んでいたし、
彼らは自分の言っていることを理解できると
信じていた。

 

なので、本を読んで感じたことや羊飼いとして
生きることの孤独や楽しさ、街で見たことなど
羊たちに話していた。

 

But for the past few days he had spoken to
them about only one theig: the girl, the
daughter of a merchant who lived in the
village they would reach in about four days.

 

しかしこの数日というもの羊たちに話していた
ことといえばある少女のことばかり。4日ほど
で到着する村の商人の娘だ。

 

去年1度だけにその村を訪れ、羊毛を売った
ことがある。主人は騙されないように目の前
で羊の毛を刈る様子を確認する。

 

店は忙しく、午後まで待たされることになった。
そこで店先でに座りカバンから本を取り出した
その時・・・

 

”I did’t know shepherds knew how to read”
said a girl’s voice behind him.

 

「羊飼いが本を読めるなんて知らなかったわ。」
と、彼の背後から少女は話しかけた。

 

”Well, usually I learn more from my sheep
than from books.”he answered.

 

「羊から学ぶことの方が多いけどね」と少年は答えた。

 

典型的なアンダルシア地方の女性らしい黒髪の
黒い目をした娘は村での生活は単調だと言う
ので、少年は他の地域の様子、ニュースなどを
話してあげた。

 

羊たちに話して聞かせるよりずっと楽しかった。

 

”How did you learn to read?”the girl
asked one point.

 

「どうやって読み方を習ったの?」と娘は
尋ねた。

 

”Like everybody learns,” he said. ”in
school.”  ”Well, if you know how to read,
why are you just a shepherd?”

 

「みんながそうであるように学校でさ。」
「じゃあ、本を読めるのになぜ羊飼いなんて
やってるの?」

 

その理由を娘が理解できるとは到底思わな
かったので冒険の話に戻した。

 

店の主人はずっと忙しくこのまま娘と話を
続けることができたら何と幸せか。

 

He recognized that he was feeling
something he had never experienced
before: the desire to live in one place
forever.

 

彼は自分の中に今まで経験したことのない
感情が芽生えていることに気付いた。
1ヶ所にずっと住みたいという願望。

 

残念ながら楽しい時間は終わり、商人が現れ
また次の年にも訪ねて来るように頼んだ。

 

Kaoru’s Tips

 

冒険を求めて羊飼いになったサンチャゴ少年
でしたが、2年経ち、その生活が普通になって
少女との出逢いが相当刺激的だったのですね。

 

旅をすることが仕事の羊飼いが1ヶ所に
とどまって暮らしたいと思うくらい。
少年は少女に恋をしてしまったようです。

 

さて、学校にも通っていて文字も読める
サンチャゴ少年はどうして羊飼いになった
のでしょうか?

 

次回に続きます。

 

 

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