こんにちは。二本松薫です。
30年前、ハワイに留学していた頃の私。
ファッションが何とも昭和。笑
現在21歳、ナースをしている娘と驚くほどそっくり。
30年前の18歳の自分に克つために

「30年後も元気バリバリ健康体で生きていたい」と数年前から日常的に7キロ程度のジョギングをしています。
何事を成すにも、まずは健康な心身ありき。
どんなスポーツでもウォーミングアップはランニングからスタートすることが多いと思います。
基本中の基本。
勉強するにも、集中するにも、体力は必要。
受験勉強で運動部出身の子達が後半スタミナが切れにくいのも、体力があるからでしょう。
TOEICで2時間全神経を集中するにも精神力、英語力と共に体力も必要です。
老若男女を問わずテスト終了後はクタクタという感想をよく聞きます。
過去の私は今の私からは想像がつかないほどヘナチョコでした。
小さい頃から持久走は大嫌い。
友達が皆ホノルルマラソンを走ったのに、私は走るのは嫌いだからと沿道で応援することを選びました。
当時は何とも思っていなかったけれど、根性なしだった自分に、ずっとどこかひっかかっていました。
幸か不幸か、必死で努力しなくても、そこそこ器用に何でもこなして生きてこれてしまった。
私は膝があまり強くなくて足腰が弱いので、今から鍛えておかないと将来ヤバイ!と思いトレーニングを始めました。
最初は3キロ歩いただけでも筋肉痛になるショボさでした。
3キロ走るだけで膝は痛くなるし、ひぃひぃ、ぜーぜー、大変でした。
努力と訓練は裏切らず、基礎体力がつき今では10キロくらい走るのは平気になりました。
体力年齢を測定すると30代前半。
体脂肪率は人生で一番低いし、人生で今が一番健康で体力があり幸せでもあると思います。
他人と比べて劣っていても仕方がないけれど過去の自分には勝っていたい。
人生で1度でいいからフルマラソンを完走して18歳のショボかった自分に克ちたい。
去年の11月、突然思い立って多摩川マラソンに挑戦しました。
河川敷を8往復する拷問のようなマラソンでしたが、42.195キロを無事完走しました。
初心者すぎる私は無知なまま、すぐに走れる大会にエントリーしたので制限時間があるとは知らず。
6時間以内にゴールしないと証明書が出ない大会で、6時間少しオーバーした私は証明書をもらえませんでした。
主催者の皆さんには最後まで応援してもらって感謝しているし、マラソン大嫌いでヘナチョコだった私が6時間も走り続けたのは奇跡。
私はマラソンが趣味ではないので、二度とフルマラソンは走りたくないし、人生1回挑戦して完走しただけで大満足。
タイムではなく42.195キロを完走することが目的でした。
ヘナチョコ時代の私は河川敷を走る人たちを「しんどいのによく走れるよなー」「フルマラソン走る人、まじリスペクト!」と、ぼーっと見いてました。
当時、まじリスペクトだと思っていた人間に今私はなれている。
過去の自分が尊敬してくれる存在に今なれている。
誰に褒められるより、それが何より嬉しい。
何度も、何度も、リタイアしたくなりました。
歩きたくなりました。泣きたくなりました。
でも、根性だけで諦めずに走りきりました。
絶対に負けたくなかった。

自分の弱さに。
「マラソン大嫌いだったヘナチョコ主婦、48歳にして根性でフルマラソン完走!」
大きな達成感と自信を得ることができました。
この写真にうつる18歳の頃の私は、まさか30年後フルマラソンに挑戦するなんて夢にも思わなかったでしょう。
30年後の今の方が、体力も智力も英語力も勝っている。
歳をとると昔話、過去の武勇伝ばかり語る年寄りが多くなる。
「昔は・・・」「わしらの時代は・・・」と。
私達は今を生きている。
過去ではなく現在と未来の話を聞きたい。
昔、数年間スポーツクラブに通っていたことがあります。
ジョギングなら、好きな時いつでも、どこでも好きなだけ走ればいいだけ。
会費も不要だし、時間の制約もなく自由。
靴を履いて汗をかいてもいい服装で玄関を一歩出るだけ。
そして好きな方向へ走り出す。
娘が高校野球のマネージャーをしていた頃のジャージのお古もたくさんある。
コスパ半端なし!笑
まとめ

”The first and best victory is to conquer self.”
古代ギリシャ哲学者プラトンも言っている通り「己に克つ」ことが最も難しく、人間が生まれてきてからの永遠のテーマ。
太古の昔から、真理は何も変わらない。
名言を残すような過去の偉人はみな同じ真理を語っている。
”Victory belongs to the most persevering.”
ナポレオンも「勝利というのは最も忍耐強くがんばってきた者のところにもたらされる」と残している。
過去に何か後悔があるのなら、思い切って逃げずに挑んでみてください。
きっとあなたの中で何かが変わるはずです。
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