2019年平成最後の東京大学入学式に出席【子育て】

こんにちは。二本松薫です。

平成最後の息子の「東京大学入学式」に出席
してきました。

平成31年度 東京大学入学式

日時:平成31年4月12日(金)
    10:00~11:40

場所:日本武道館

式次第:奏楽 ワーグナー作曲
「ニュルンベルクのマイスタージンガー前奏曲」
(演奏:東京大学音楽部管弦楽団)

一. 開式

一. 合唱「大空と」

一. 総長式辞

一. 祝辞

一. 入学生総代宣誓

一. 合唱「ただ一つ」
(斉唄:全員)
(エール:東京大学運動会応援部)

一. 閉式

【演奏と合唱】

どちらも素晴らしかったです。

「東京大学の歌」として「大空と」
「ただ一つ」の2曲あります。

「大空と」は作詞:北原白秋 作曲:山田耕筰

合唱は東京大学音楽部合唱団コールアカデミー
東京大学音楽部女性合唱団コーロ・レティツィアさん
達によるもので美しい歌声でした。

列席者の皆様の入場シーンも特別感半端なし。

【入学者数】

3125人(男子2558人 女子567人)

 

五神 真 総長式辞

総長のお名前、迫力ありすぎますね。
さすがです。

まずは東京大学は明治10年、1877年に
創立され、今年で創立142年だそうですが
当時も現代も「激動の時代」であるとお話
をスタートされました。

「これまでのようなモノの生産から、知恵、
情報あるいはそれを組み合わせたサービスへと
シフトしているのです。これまで日本を含め
先進国では労働集約的な生産活動を資本集約化
する中で経済成長が達成されてきました。
今、私たちはその延長線上にはない、いわば
知識集約型という新しいモデルへと不連続な
変化を遂げようとしていると言えます。
このような新たな「産業革命」ともいえる
パラダイムシフトが起きる中で、そこを生きる
私たちは「人間とは何か」「幸福とは何か」
といった根本的な問に改めて向き合い、価値の
本質を見極めることが求められているのです。」

まさに!

そして総長は「私はこうした変動を悲観的に
とらえているわけではありません。危機は
チャンスというのは使い古された言葉ですが
真実でもあります。」と続けます。

さすが!

そんな時代の中での大学の役割について続きます。
「これからの社会は大学こそが主導してより良い
未来を創るべき」だと続きます。

「遠い過去や誰も見たことのないはるか未来を
往還して考え、自然や人間の本質を追求する
で何が大事なのかといった問を立てるのです。
そうしたことを自由に議論し鋭く指摘しあう
ことが許されるのが大学という場です。
また、失敗や路線変更に寛容であり自由なのも
大学を満たしている時間の特徴です。
失敗という経験を糧に、時にはふりだしに戻り
ゆっくりと安心して考えることができる。」

「激動の時代、変革の時代だからこそ今まさに
大学の出番なのです。中でも東京大学は豊かな
歴史に支えられ文理を超えて行き交う知と人材
が揃い、様々な分野で最先端の研究が行われて
います。東京大学にはより良い未来を構築する
けん引役になる責務があります。皆さんはその
東京大学に新しいメンバーとして加わったの
です。どうです、わくわくしませんか?」

わくわくする!いいなぁ。

「皆さんはテストの点数という一次元のもの
さしで測られる世界から開放されました。
これからは多次元な価値が支える学問の世界の
広がりの中をより自由に歩んでいくのです。
自分が見てきた価値が何であり、見てこな
かった価値は何なのか。これまで関わったが
ないようなタイプの人達との出会いを楽しみ
ながらここで良く考えてみてください。
これから始まる大学生活を実り多きものに
するために私から皆さんにアドバイスを送る
とすれば大事なのは「まず踏み出すこと」です。

そうだそうだ!まず踏み出すこと!大事!

そして最後は心身の健康の大切さのお話で
締めます。

息子よ!素晴らしい大学で思う存分好きなこと
を追求してくれたまえ!私も君の未来に
わくわくするよ。

 

太田教養学部長式辞

東京大学は日本の大学の中でも珍しく「教養
課程」を持っています。最初の2年間は駒場
キャンパスでリベラルアーツ(教養)を学びます。

私も素晴らしいシステムだと思います。
太田教養学部部長は東京大学の「教養課程」
についてわかりやすく解説してくださいました。
どうやら世の中でいう「一般教養」とは違うそうです。

東大の教養学部というのは法学部や理学部など
と同様の後期専門課程や大学院を持つ専門学部
であり、その構成教員は授業担当だけでなく
第一線の研究者なのだと。

「教養学部における研究と教育はまさに文理
を問わず学問の垣根を超えて新しい問題を発掘
し、分野を開拓していく姿勢に貫かれています。
したがって皆さん受け身でなく自ら学ぶ者
なってください。大学の勉強とは教わるだけで
なく自ら学ぶものなのです。その結果として
たとえ人工知能が人間の能力を超える時代と
なってもその変化に適応できる強靭な独立した
市民となることができるのです。」

素晴らしい!

国際総合力認定制度(GO GLOBAL GATEWAY)
いう制度で国際交流にも力を入れられています。
素晴らしい図書館に多数の著名な教授陣。
最高の学びの場!いいなぁ。

また、社会で生きていく上での必要なマナーに
ついても話されていました。

「昨今、貧富の拡大や社会の階層化が急激に
進んでいます。皆さんは激しい競争の成功者
ですが社会にはそのような機会を得ることが
できずに苦しんでいる人も多くいます。いわ
ゆるエリートコースを歩んでいる皆さんでは
ありますが将来そのような弱者に寄り添い助け
ながら持てる能力を人類社会の幸福のために
発揮できるような人物になっていただきたい
と思います。終わりに、東京大学の学生生活
を通じて皆さん一人一人が教養を活かしつつ
情熱をもって個性を発揮し世界を変える、
誰にも代替できない唯一の人材に育つことを
期待して私のお祝いのことばといたします。」

ありがとうございます!

 

上野千鶴子名誉教授祝辞

世間で話題になっている祝辞です。

ジェンダー研究(女性学)の第一人者でいらっしゃいます。

不正入試や性差別問題について語っていらしゃ
いました。

合コンで男子は「東大」だと言うとモテるが
女子は逆に引かれるから、あえて「東京の
大学です」とぼかすんだと。

え?いいじゃん!堂々としていれば。
賢いんだからさ。

世の中的には確かに女子には「かわいらしさ
」や「愛嬌」が求めれるし「賢さ」よりも
価値を高く置かれている感じはありますけど。
性別による特性はある程度あるので仕方ない
部分もあるのでしょうが、性別関係なく、
その人が自分らしく生きていればいいのでは
ないでしょうか。

ノーベル平和賞を受賞したマララさんの
お父さんのお話は良かったです。「どうやって
娘さんを育てたか」という問いに対して
「娘の翼を折らないようにしてきました。」
という答えたというお話は素敵でした。

別にこれ女子だけに限った話ではなく、性別
とか関係ない問題だと思いますけど。国籍も
性別も関係なく「翼を折られずに自由に」
誰もが生きていける世界になることを願います。

「あなたたちは選抜されてここに来ました。
東大生ひとりあたりにかかる国費負担は年間
500万円と言われています。これから4年間
素晴らしい教育学習環境があなたたちを待っています。」

え?東大生1人1年間に国費500万円?!
実際私たちが支払う学費は10分の1なのか。
私大の理系の学費は3~4倍かかりますもんね。
莫大な国費が使われているんだから、しっかり
学ばねばなりませんね。

彼女の最後のスピーチは素敵でした。

「あなた方を待ち受けているのは、これまでの
セオリーが当てはまらない予測不可能な未知の
世界です。これまだあなた方は正解のある知を
求めてきました。これからあなた方を待って
いるのは正解のない問いに満ちた世界です。
学内に多様性がなぜ必要かといえば新しい価値
とはシステムとシステムのあいだ、異文化が
摩擦するところに生まれるからです。
学内にとどまる必要はありません。東大には
海外留学や国際交流、国内の地域課題の解決
に関わる活動をサポートする仕組みもあります。
未知を求めてよその世界にも飛び出してくだ
さい。あなた方は東大ブランドがまったく通用
しない世界でもどんな環境でもどんな世界でも
たとえ難民になっても生きていける知を身に
つけてもらいたい。大学で学ぶ価値とは、
すでにある知を身につけることではなく、
これまで誰も見たことのない知を生み出す
ための知を身につけることだと私は確信して
います。知を生み出す知をメタ知識といい
ます。そのメタ知識を学生に身につけて
もらうことこそが大学の使命です。ようこそ
東京大学へ。

しびれる~

 

まとめ

激動の時代に東京大学で学べる息子よ。
何とラッキーなんだ。

5歳の頃から目指してきた「東京大学」で
思う存分「メタ知識」を身につけてくれたまえ。

世界中を見て来てくれたまえ。

そして、世に役に立つ人間として大活躍
してくれたまえ。

君を息子に持ったことを心底誇りに思う。

おめでとう!君の未来に幸あれ!

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