こんにちは。二本松薫です。
英語学習者はまずここを抑えとかないとね。
その方が学習効率がいい。
まずは双方の特徴を理解する。
何事においても基本です。
①表記の違い
当たり前ですけども。
日本語→漢字・ひらがな・カタカナ
英語 →アルファベット
②周波数の違い
日本語→125~1500Hz
英語 →2000~12000Hz
日本語は低音域、英語は高音域。
幼児期に英語を聞いておくと良いポイントは
ここ!
年齢が上がるほど既に出来がってしまっている
音域を増やすことは難しくなります。
日本人にとって高音域の英語は非常に聞き取り
にくいのです。
③単語の発音の違い
日本語の母音の数→約5コ
英語の母音の数 →約16~20個
日本語には「ア」しかないのに、英語では
5コ以上の「ア」の発音があります。
「ラ」には「R」と「L」の区別があります。
日本語は全て母音の音で終わる有声音ですが
英語には子音の無声音が多いです。
母音の音で終わるカタカナ有声音を普段話して
いる私達は息で話す無声音の出し方を知らない
ため、カタカナ英語になってしまいます。
日本語は最低限の口や舌の動きで楽に話せます
が、英語は口は上下左右、舌の位置も大きく
変えないと発音することができません。
④話し方の違い
日本語→音の高低
英語 →音の強弱
日本語は全て有声音であり、音の高低で文章の
意味を理解します。胸式呼吸で楽に話せます。
一方英語は音の強弱で話します。息の音である
子音は特に複式呼吸でないと出しにくいです。
出しにくい無声音は省いてしまったり、有声化
したり、同化させたりするので余計に日本人は
聞き取れないと感じてしまいます。
⑤文法の違い
日本語→主語がなくてもよく、最後まで聞か
ないと話の結論がわかりません。
英語 →必ず主語が必要で、その後動詞がきて
「誰がどうする」という結論から入り、その後
補足説明を後ろへ展開していきます。
⑥文化の違い
日本語→あいまいでもオッケー
英語 →論理的
日本人である私達は普段主語を飛ばして話して
いるので、英語を話す時にはまずは「誰が」
から文をスタートしなければなりません。
英語はまず「誰がどうしたのか」結論を先に
伝える言語です。
日本語とは語順が違うので「主語+動詞」脳
にスイッチする必要があります。
日本の文化の中では察したり、あいまいな
表現で通じあえることがありますが、英語の
世界に「あいまい領域」はありません。
全て説明が必要になります。
⑦聞き手責任 VS 話し手責任
日本語→聞き手責任
英語 →話し手責任
日本語は「一を聞いて十を知る」ごとく言葉の
裏から表まで推測し、話し手を理解すべきだと
されます。
理解できなかった自分が恥ずかしいと思って
しまうので、質問も極端に少ないです。
一方英語は話し手責任。相手に正しく意図を
伝えるのは全て話し手の責任。
わかやすく説明できなかった話し手が悪いと
されるので質問がバンバンきます。
まとめ
日本語と英語にはたくさんの違いがあります。
まずは英語の特徴である本質をつかんで学習
すれば効率よく使える英語を身につけることが
できます。
①必ず「主語+動詞」で結論から文を組み立てること。
②音の高低ではなく息の強弱で話すこと。
③既に知っている簡単な単語と文法を使って
シンプルに表現すること。
英語を使うルールをシンプルに教えてもらえば
誰だって簡単に使えるようになります。
世界中の人達がツールとして使いこなして
いるんですから。
Let’s enjoy our life!
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